Windows用のPC-Talker Neoを利用した環境でのリーダーの操作方法について説明します。
PC-Talker Neo環境で青空 in Browsersが閲覧可能なブラウザは、EdgeもしくはChromeとなります。
スクリーンリーダーで操作する場合は、操作パネルを表示して、操作パネルからリーダーの各機能を利用します。
操作パネルを表示するには、リーダー起動後にTabキーを押下すると「操作パネル表示」と読み上げます。そこでエンターキーを押下すると操作パネルを表示します。
操作パネルは、画面上の上部に表示されます。
パネルの表示状態は保存されますので、パネルを表示した状態であれば、次回リーダー起動時もパネルは表示されます。
TabキーもしくはShiftキーを押したままTabキーを押下して項目を選択し、エンターキーを押下すると該当の操作を行います。
なお、Tabキーのみを押下すと順方向へ、Shiftキーを押したままTabキーを押下すと逆方向へ選択されます。
「再生 停止」は、コンテンツの読み上げを開始します。
再度「再生 停止」を実施すると、コンテンツの読み上げを終了します。
「前のページ」は、逆方向のページめくりを行います。
「次のページ」は、順方向のページめくりを行います。
「前章」は、コンテンツの前の章の先頭ページを表示します。
「次章」は、コンテンツの次の章の先頭ページを表示します。
「目次」を実施すると、目次画面を表示します。
目次画面は、Tabキーや上下キーを押下し目次のリスト項目を選択して、エンターキーを押下すると該当のページへ遷移します。
目次項目を選択せずに目次画面を閉じる場合は、Tabキーを押下し「戻る」ボタンを選択して、エンターキーを押下すると画面を閉じます。
ESCキーを押下することでも画面を閉じます。
「戻る」ボタンは項目の並び順としては目次項目の後ろに配置され、画面上では左上の位置に表示されます。
「現在位置」を実施すると、現在表示中のページの位置をパーセントで読み上げます。
「本文検索」を実施すると、検索画面が表示されます。
入力欄に検索語句を入力しエンターキーを押下すると検索結果が表示されます。
Tabキーや上下キーを押下し検索結果のリストの項目を選択して、エンターキーを押下すると該当のページへ遷移します。
検索結果項目を選択せずに目次画面を閉じる場合は、Tabキーを押下し「戻る」ボタンを選択して、エンターキーを押下すると画面を閉じます。
また、ESCキーを押下することでも画面を閉じます。
「戻る」ボタンは項目の並び順としては目次項目の後ろに配置され、画面上では左上の位置に表示されます。
「クイック設定」を実施すると、クイック設定画面が表示されます。
クイック設定では「読み上げ速度」と「文字サイズ」を設定できます。それぞれの項目に「プラス」ボタンと「マイナス」ボタンがあります。
「読み上げ速度」では「プラス」で速く、「マイナス」で遅くなります。
「文字サイズ」では「プラス」で大きく、「マイナス」で小さくなります。
「設定を閉じる」ボタンを選択し、エンターキーを押下すると画面を閉じます。
また、ESCキーを押下することでも画面を閉じます。
クイック設定のほかにリーダー全体の設定を行うためのリーダー設定画面もありますが、リーダー設定画面は項目も多くスクリーンリーダーでの操作ではわかりにくいなどの問題がありますので、読み上げ速度と文字サイズの変更についてはクイック設定をお使いください。
「設定」を実施すると、リーダー設定画面が表示されます。
Tabキーを押下し設定項目を選択して、エンターキーを押下すると該当の設定を変更します。
設定を反映し画面を閉じるには、TabキーもしくはShiftキーとTabキーを押下し「設定を反映」ボタンを選択してエンターキーを押下します。
また、ESCキーを押下することでも設定を反映し画面を閉じます。
「設定を反映」ボタンは項目の並び順としてはリセットボタンの後ろに配置され、画面上では左上の位置に表示されます。
「サイドメニュー」を実施すると、画面の左側にサイドメニューが表示されます。
サイドメニュー表示中はコンテンツを操作できません。
サイドメニューには、「本文検索」や「リーダー設定」といった機能の呼び出しや、青空文庫の図書カードのページへ遷移するといった機能等が表示されます。
サイドメニューを閉じるには、Tabキーを押下し「メニュー」ボタンを選択したら、エンターキーを押下するとサイドメニューを閉じます。
「メニュー」ボタンはサイドメニューの末尾の次に配置されています。
「本を閉じる」を実施すると、遷移元のページに戻ります。
戻り先が無い場合は、何も行いません。
「パネルを閉じる」を実施すると、操作パネルを閉じます。